七つの伝統工芸品とビームスがコラボ、のんさんも参加

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佐藤孝之
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 福井県は若者に人気のセレクトショップ大手「ビームス」(東京都)と組み、越前漆器など七つの伝統工芸品に新しい息を吹き込む「FUKUI(フクイ) TRAD(トラッド)」プロジェクトを立ち上げた。俳優で創作活動も行っているのんさんも参加し、デザインを手掛ける。杉本達治知事は「ビームスの感性で伝統工芸品に磨きをかけ、福井ブームを起こしたい」と意欲を見せている。

 2023年春の北陸新幹線敦賀延伸を見据えた事業で、県は約6千万円の予算を投じる。ビームスは日本の魅力を国内外に発信する事業を展開しており、その一環で今回のコラボが実現。杉本知事と同社の佐野明政BEAMS JAPANプロジェクトリーダーがこのほど会見し、概要を発表した。

 七つの伝統工芸品は越前漆器、越前和紙、若狭めのう細工、若狭塗、越前打刃物、越前焼、越前簞笥(たんす)で、それぞれの職人らがビームスのバイヤーと連携し、新商品を開発。のんさんが描いたデザインを活用する。20~30代の女性が買いたくなる伝統工芸品を目指しており、来年3月から東京・新宿にあるビームスジャパン店舗や同社の通販サイトで販売する。

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 杉本知事は「ビームスに刺激…

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