3密回避、106大学が入試方法変更 朝日・河合塾調査

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編集委員・増谷文生
【動画】朝日新聞と河合塾が768大学を対象に合同調査。データから読み取れるコロナ禍の大学の姿は…
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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、少なくとも106大学が、来春入学者向けの個別試験の実施方法を変更する方針であることが、朝日新聞と河合塾による「ひらく 日本の大学」緊急調査でわかった。英語民間試験の活用見送りなどで大揺れしてきた新入試。未曽有のコロナ禍という不安要素を抱え、先頭を切って15日、総合型選抜(旧AO入試)の出願が始まる。

 コロナ禍を受けて文部科学省は6月、各大学に対し、来春入学者向けの個別試験では、試験会場の「3密」回避や、実技試験などでの飛沫(ひまつ)感染の対策などを求めた。また、学生を集めずに済むオンライン面接や、実技動画の提出などの方法も推奨した。

 緊急調査は6~8月、国公私立の768大学を対象に実施。回答した643大学(回答率84%)のうち「実施方法」を「変更・変更予定」とした大学は、総合型選抜や学校推薦型選抜(旧推薦入試)を中心に、少なくとも106校に上った。

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