途上国の子どもたちへ絵本 海洋ごみ問題解決へ大学生

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編集委員・豊秀一
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 プラスチックごみが海に流れ出す海洋ごみ問題の解決のために、クラウドファンディングで資金を集めて絵本を制作し、国内外の子どもたちへ届けたい――。大学生たちが中心となり、絵本「つなげ ビニーのゆめ」プロジェクトを進めている。

 代表は神戸大国際人間科学部の南大樹(たいき)さん(19)で、東京地区のチームリーダーが東京農工大農学部応用生物科学科の安居院勇源(あぐいたけもと)さん(18)。都立小山台高校野球部の先輩と後輩の仲で、2人とも全国高校野球選手権東東京大会で準優勝を経験している。

 南さんがプロジェクトを立ち上げたのが昨年11月。きっかけは、発展途上国を訪れた際、ごみの「ポイ捨て」が当たり前になっている状況を目の当たりにしたことだった。

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