派閥政治批判に反論 世論の支持受け強気の「菅カラー」

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岡村夏樹 安倍龍太郎 西村圭史 松山尚幹
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 菅義偉官房長官は7日の朝日新聞のインタビューで、「脱派閥人事」に言及した。自民党の5派閥が菅氏支持を表明する中での発言は、「派閥政治」との批判をかわすほか、世論の支持を背景に独自色を打ち出し、主導権確保を狙ったものとみられる。

「総理が解散と言えば解散」 菅氏の単独インタビュー

菅氏とのやりとりを一問一答形式でお伝えします

 朝日新聞のインタビューの冒頭、自民党総裁・首相になった場合の党役員・閣僚人事の方針について、菅氏はこう明言した。「派閥からの要望は受け付けない。聞かない。事前に打ち合わせなどはしない」

 派閥政治の象徴である当選回数順の「順送り人事」や、各派に配慮した「派閥均衡人事」を否定することで、「派閥政治」との批判をかわすと同時に、独自色を打ち出す狙いもあるようだ。

批判にインタビューで反論

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 これまで「派閥解消」を掲げ…

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