福島)復興政策、評価と批判 首相辞任表明

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 「閣僚全員が復興大臣」の基本方針を掲げ、東日本大震災原発事故からの復興をめざした安倍晋三首相の辞意表明。この8年弱、ともに復興に取り組んだ首長らは評価する一方、被災者支援の打ち切りや相次ぐ閣僚の失言には批判もつきまとった。

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 JR福島駅前では、電光掲示板に安倍首相の辞意表明を伝える速報ニュースが映された。新聞の号外も配られ、多くの人が足を止めて見入っていた。

 伊達市の会社員矢野孝さんは「外交には強い印象があったが、アベノミクスで恩恵を受けた実感はない」。福島市の無職金子傳策さんは「GoToトラベルやマスク配布でも二転三転。辞めるのが遅かった」と辛口だった。

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 首相は「福島の復興なくして…

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