出遅れたみずほ銀、「名古屋で本気しめす」 戦略は?

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竹山栄太郎
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 3メガバンクの一角・みずほ銀行が、出遅れているとされる東海地方で攻勢を強めている。東海地方はメガバンクに加え地銀、信金もひしめく金融激戦区。みずほ銀は3年前から名古屋駐在の営業担当常務を置き、営業を強化している。この春、2代目の駐在常務となった加藤勝彦(まさひこ)常務執行役員(55)に、勝ち抜く戦略を尋ねた。

 ――みずほ銀行で2代目となる名古屋駐在の営業担当常務に就きました。

 「東海・北陸の7県のエリア担当に加え、銀行、証券、信託が連携するみずほフィナンシャルグループの『ワンみずほ』戦略の責任も負っています。まずは新型コロナウイルスの対応に力を入れていきます。私自身が名古屋出身ということもあり、地方公共団体や地銀とも組んで、まちづくりやスタートアップ企業の育成といった地域貢献にも取り組みたいと考えています」

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 ――東海地方は地銀、信金が…

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