スガキヤ、来年3月までに30店閉店へ 北陸からは撤退
竹山栄太郎
ラーメン店「スガキヤ」などを運営するスガキコシステムズ(名古屋市)は28日、2021年3月までにスガキヤの約30店を閉店すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが落ち込んだことが響いた。契約が満了した店舗や不採算の店舗が中心となる。北陸地区(福井県、石川県)では今年9月末に全9店を閉め、撤退する。
スガキヤの店舗は東海地方を中心に関西、北陸など11府県に約290ある。ショッピングモールのフードコートなどに出店し、ラーメン1杯330円(税込み)の低価格で幅広い層から人気を集めてきた。しかし春以降、コロナの感染拡大による休業や客足の減少で、採算が悪化していたという。
同社は「構造改革を急務とし、残る既存店の収益力の更なる強化に努める」としている。(竹山栄太郎)
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