コロナ禍で外出しづらい今年の夏。運動も面倒で、気づけばだらしないおなかに……。そんな悩みはありませんか。
ベルトの上にはみ出すたるみ、これは一体、何なのか。
「内臓脂肪を最速で落とす」の著書がある奥田昌子医師によると、このプヨプヨの正体こそが内臓脂肪だという。脂肪には二の腕やあごなど全身の浅いところにつく皮下脂肪と、腹筋より奥に内臓を覆うようにつく内臓脂肪がある。男性は30代、女性は閉経前後から内臓脂肪がつきやすくなる。
この年齢で増えるのは、なぜか。
奥田さんは、ホルモンの減少との関係を指摘する。男性ホルモンは脂肪の燃焼を助ける働きがあるが、30代で分泌が減り始める。一方、女性ホルモンには、内臓脂肪の分解を促し皮下脂肪に変える働きがある。そのため、女性は若い時は内臓脂肪がつきにくいが、閉経が近づき女性ホルモンが減ると、増えてしまう。
脂肪にはエネルギーを蓄える、内臓を守る、などの役目もあるが、近年の研究で内臓脂肪が作る物質が生活習慣病やがん、認知症につながることが明かされつつある。
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では、おなか周りをすっきり…
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