ホンダ初の電気自動車「ホンダe」、10月に国内投入

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稲垣千駿
【動画】ホンダ、10月に量産EVを初投入=稲垣千駿撮影
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 ホンダは27日、同社の初めての量産電気自動車(EV)となる「ホンダe」を、10月30日から国内で売り出すと発表した。世界的な環境規制を受けて自動車各社はEV開発を進めていて、国内にも今年から続々と投入される。各社の戦略は様々で、ホンダはこのEVで都市部での2台目需要の取り込みを狙う。

 ホンダeは4人乗りの小型EV。道が狭い都市部での運転を想定して開発したという。フル充電での航続距離は、国際的な測定方法「WLTCモード」で283キロ。他社のEVと比べて短い。EVにガソリン車並みの航続距離を求める流れもあるなかで、開発責任者は「大きなバッテリーを積んでも普段走るのは90キロ程度。日本の街ならこれでちょうど良い」。長距離の移動はガソリン車やハイブリッド車(HV)に委ねる。

 一方で、最新技術をふんだんに盛り込んだ。運転席から助手席にかけて五つの画面が並び、サイドミラーはない。後方の様子はカメラで捉えて、この画面に映し出される。

 声で操作できる人工知能(A…

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