ドローンで離島に薬を配達 香川・三豊市で飛行実験

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木下広大
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 病院のない離島にドローンで薬を配達する。そんな仕組みづくりを目指す飛行実験が7月末、香川県三豊市詫間町須田港であった。

 小さな箱を取り付けたドローン(全長約1メートル)が、沖合約4キロの瀬戸内海の粟島に向けて飛び立った。数分後、島にドローンが無事着陸したことが無線で伝えられると、港では拍手が起こった。ドローンは再び海上を飛び、港に戻った。

 実験をしたのは、高松市のベンチャー企業「かもめや」。数年前から香川大瀬戸内圏研究センターの原量宏(かずひろ)特任教授(76)らと、離島の遠隔診療にドローンを使う研究を進めている。

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 原特任教授らによると、県内…

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