小樽の沿岸におしゃれな店が続々 まるで「北の湘南」

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芳垣文子
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 札幌からほど近い、海水浴と漁業のまちの印象が強い小樽市の銭函。近年おしゃれなカフェや雑貨店などの開店が相次いでおり、新たなスポットとして注目を浴びている。「北の湘南」とも言われるその魅力とは。

 銭函は小樽市の東部のまち。JR函館線で札幌から約30分、小樽からは約20分と、両駅のほぼ中間にある。かつてはニシン漁で栄え、銭函駅のホームには当時をしのばせる千両箱が置かれている。「銭の箱」が地名の由来とも言われる。そんなまちにいま、飲食店や雑貨店の開店が相次いでいる。

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人気パン店が札幌から

 今春、札幌市のパン好きの人たちの間に、ちょっとした衝撃が走った。中央区の円山地区で10年以上続いたパン屋「カトルフィーユ」が、銭函に移転したのだ。

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 「カトルフィーユ」はシェフ…

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