東京)広島の映画特集、大塚で28日まで

有料記事核といのちを考える

西村奈緒美
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 原爆が投下されてから75年。当時のことを知る人が減りつつある中、広島や核兵器について改めて知ってほしいと、関連映画5本を上映する催しがシネマハウス大塚(東京都豊島区)で開かれている。28日まで。

 「ひろしま」(1953年)は原爆投下直後の惨状を再現した作品。被爆者を含む広島市民約8万8千人がエキストラで参加し、住民が戦時中の服や防毒マスクなど4千点を提供した。公開当時は一部でしか上映されず、「幻の映画」と言われたが、海外での評価は高く、ベルリン国際映画祭長編映画賞を受賞した。

 「アトミックマム」(2010年)は核兵器開発に携わった研究者を母に持つ、米国人監督のドキュメンタリー。開発から数十年を経て、自身の研究が正しかったのか揺れる母の告白を記録した。都内の上映は初めてという。

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 「ひろしま 石内都・遺され…

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