首相の連続在職日が最長に 2799日、佐藤栄作氏抜く

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小野太郎
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 安倍晋三首相の連続在職日数が24日で2799日となり、自身の大叔父で沖縄返還を実現した佐藤栄作氏の2798日を超えて憲政史上最長となった。

 自民党は2017年に党則を改正し、「連続2期6年」と定めていた総裁任期を「連続3期9年」とした。安倍首相の党総裁としての任期は21年9月末まである。

 安倍氏は06年9月、戦後最年少の52歳の首相として第1次政権を発足させた。体調不良などから約1年で退陣したが、12年9月に当時野党だった自民党の総裁選で再び勝利。同年12月の衆院選民主党から政権を奪い返し、その後2度の党総裁選を制した。今回の連続在職記録は、第2次政権以降のものだ。

 安倍氏は昨年11月、通算の在職日数についても、明治、大正期に首相を務めた桂太郎の記録(計2886日)を抜き、憲政史上最長となっている。

 この約7年8カ月、経済政策

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