滋賀)造形作家らが旧集会所にギャラリー 高島・朽木

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松浦和夫
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 滋賀県高島市朽木栃生の国道367号沿いにある旧集会所が20日、ギャラリーとしてよみがえった。近くで工房を構える造形作家の宇野寿登さん(63)が地域の活性化を願って改修し、知り合いの作家に声をかけて実現した。宇野さんは「人が集まって地域がにぎやかになり、新たな作家が朽木で活動してくれたら」と話した。

 京都市内で活動していた宇野さんは2008年のリーマン・ショックの影響で、借りていた工房を出ざるを得なくなり、新天地として、今の栃生地区に拠点を移した。

 その中で感じたのは地域の沈滞化だった。人口は減り、若い人はほとんどいない。10年以上世話になった地域に恩返しをしたいと、旧集会所を借りて昨年12月から改修に着手した。

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