徳島)DMVダイヤ、運賃案が発表 阿佐東線

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福家司
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 第三セクターの阿佐海岸鉄道が今年度中の営業運転開始を目指す、線路と道路の両方を走るDMV(デュアル・モード・ビークル)のダイヤと運賃の案が19日、発表された。

 徳島市内であった阿佐東線DMV導入協議会で、徳島県が発表した。ダイヤ案は、道の駅宍喰温泉―海の駅東洋町―甲浦駅―阿波海南駅―阿波海南文化村間を平日10往復する。現在の阿佐東線より6往復少ない。休日は13・5往復で、1往復は室戸(海の駅とろむ)まで延ばす。観光利用を見越して日中の便を増やす一方、最終便を午後6時台に繰り上げる。所要時間は宍喰温泉―阿波海南文化村間が30分前後、東洋町―室戸間は1時間3分。

 運賃は鉄道区間の阿波海南―甲浦間が大人500円。バスの甲浦―室戸間は同1900円で現在の鉄道、バス料金より1~2割程度高くなる。バス区間のダイヤ、運賃案は地域公共交通会議を経て11月ごろ国に事業申請をする予定。

 一方、需要予測では開業後5…

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