スパイスで夏バテ撃退 抗酸化作用や炎症を抑える効果も

写真・図版
[PR]

 暑さでバテ気味なときには、あっさりした食事もよいですが、カレーのような香り豊かなスパイスを使った料理も食欲を刺激します。スパイスの使い道は多彩で、生活の中に一振り加えるだけで世界が広がります。健康効果が確認されたという報告もあります。

 ハウス食品グループ本社によると、1年にカレーを食べる平均回数は男性で25回以上、女性で18回以上。外食や家庭を含めた国内のカレー全体の市場規模は6570億円(2019年)に上るという。

 市販のカレー粉やルーにはスパイスが20種類以上ブレンドされている。「辛い」というイメージがあるが、カレー粉の中で辛いスパイスはトウガラシのみだという。中南米原産のトウガラシは、他のスパイスと比べて世界に広まった歴史は浅く、ハウス社の研究開発本部でスパイスの健康効果を研究している中山英樹さんは「辛さはカレーの本質ではありません」と話す。

ここから続き

 ブレンドされているスパイス…

この記事は有料記事です。残り1110文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら