無症状者へのPCR検査を開始 福岡のくらて病院

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遠山武
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 福岡県鞍手町地方独立行政法人「くらて病院」は、新型コロナウイルスに感染したかどうかを知りたい無症状者を対象に、唾液(だえき)によるPCR検査を始めた。新型コロナは無症状や軽症者が多く、感染拡大の一因とされており、より多くの人が検査を受けることで地域の感染拡大防止に貢献したいとしている。

 病院玄関横の受付で車に乗ったまま検査を受けるドライブスルー方式。来院者は受け取った容器に自分で唾液を入れて返すと、その日のうちに結果が通知される。11日に始め、12日までに計84人が訪れた。福岡市の会社員男性(33)は「風邪気味で3日前から仕事を休んでいるが、病院も保健所も検査をしてくれないので来ました」と話した。

 病院によると、検査は保険外診療で費用は1万円(税込み)。結果証明書を希望する人は別に2千円(同)が必要。陽性が確認された場合は病院が保健所に届け出て、該当者はその指示に従うことになる。

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 検査は平日の午後1~3時で…

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