「SNSで国際社会と連携した容疑」周庭氏の一問一答
香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕され、11日深夜に保釈された民主活動家、周庭氏は広東語、英語、日本語で報道陣の取材に応じた。日本語での一問一答は以下のとおり。
――警察署ではどのようなことを考えていましたか。
私は昨日(10日)、心の準備ができていないまま逮捕されました。香港の民主化運動に参加して8年目になりました。今まで4回逮捕されたが、正直、今回は一番怖かった。一番きつかったです。
でも、拘束されている24時間の間に、香港市民や日本のみなさん、世界のみなさんからの応援をいろいろいただきました。そして日本人のみなさんが、私のためにハッシュタグをつくったことも弁護士から聞きました。本当にとても、いろんな愛、いろんな支持をいただきました。本当にありがとうございました。
――具体的な逮捕容疑は何でしょうか。
今回の容疑は私が7月以降、SNSで国際社会と連携したという容疑なのですが、正直、理由とか証拠とか私は全然把握していません。いったいどういう理由で、私はどういう形で国安法に違反したのか。過去の24時間、全然聞いていない。まだ分かっていない部分がたくさんある。
国安法はまさに政治的弾圧を…
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