緊張逆手にボケて突っ込んで 吉本新喜劇で御園座幕開け

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小原智恵 聞き手:小原智恵
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 芸どころ・名古屋の劇場「御園座」が11日、新型コロナウイルスによる休演から140日ぶりに公演を再開した。「夏休み!吉本新喜劇&バラエティ公演」の初日で幕開け。劇場には観客の笑い声が戻ってきた。

 辻本茂雄座長率いる新喜劇のメンバーが、久々の公演の緊張感や感染対策を逆手にとり、ボケたり、突っ込んだりとドタバタ劇を繰り広げた。ザ・ぼんちオール阪神・巨人などのベテラン勢ら7組は、漫才や大道芸などを披露。上演後、辻本座長は「御園座1発目というので張り切りました。たくさん拍手がもらえて、お客さんと一体となって楽しめた」と話した。

 感染対策で、来場者に検温や連絡先などの記入を呼びかけ、除菌スプレーを配った。座席も半数の650席以内に限定し、この日は約450人が観劇した。御園座の宮崎敏明社長は「再開のため、1カ月間シミュレーションしてきた。オープンできてうれしい」と話した。

 同公演は、16日まで1日2回を予定している。小原智恵

記事後半で「茂造じいさん」こと辻本茂雄座長の上演後の感想などを紹介しています。

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■茂造じいさん「緊張笑いに変…

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