後遺症の半身まひ 軽やかに伝えるユーチューバー夫妻

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伊藤良渓
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 昨夏脳出血で倒れ、左半身まひの後遺症が残った水戸市の男性が「片まひユーチューバー」を名乗り、妻と共に日常を赤裸々に伝えている。2人で会話するような軽やかなやりとりが魅力のユーチューブチャンネルは、登録者が2千人を超えた。

 夫婦は、坂大樹(ひろき)さん(47)と、妻の亜紀子さん(38)。大樹さんは、J2水戸ホーリーホックのホームゲームでの動画演出や、企業HPのデザインなどを担う制作スタジオ「STUDIO SAKA」の代表取締役を務め、亜紀子さんと切り盛りしてきた。

 昨年8月24日深夜、大樹さんは脳出血で倒れた。右脳に重い後遺症が残り、左半身がまひする「片まひ」の障害が残った。

 集中治療室で数日間の治療を受けた後、急性期リハビリ病棟でリハビリが始まった。大樹さんは足全体を覆う装具を着け、後ろから抱えられて歩いた。亜紀子さんは「客観的にリハビリの成果を感じられるように」とスマホで動画を撮影した。

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 回復期のリハビリ病棟に移っ…

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