コロナ対応、国会の現場で記者が見たもの 小学生も質問

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国会担当・三輪さち子 首相官邸担当・池尻和生
【動画】記者サロン「国会をみれば 社会がわかる」。国会の仕組みや役割、そしていま何が起きているのかを、最前線で取材する記者が解説した
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 政府の新型コロナウイルス対策はどのような経緯で決まったのか――。朝日新聞と朝日小学生新聞は、国会と暮らしとのつながりを考えるネット上でのイベント「記者サロン」を開いた。主に小中学生や保護者向けに、国会や首相官邸を取材する記者が一斉休校の経緯などを解説。参加した子どもたちからは鋭い質問が飛んだ。

 イベントは1日に開催し、1人一律10万円給付といったコロナ対策などについて、官邸で決まった経緯や国会での議論を記者が解説した。参加者と電話をつなぐ質問コーナーでは「コロナ関連でたくさんの支出をしたが国の財政は大丈夫?」(小5男子)、「なぜ参院議員は首相になれないの?」(小4男子)といった質問に記者が答えた。

 また与野党の議員に、国会にどう臨んでいるのか取材した様子も動画で紹介。自民党岸田文雄政調会長は、「衆院議員が『代議士』と呼ばれるのは、国民に代わって議論するということ。国民の関心事や不満を受け止めて質問している」と語った。

 「桜を見る会」をめぐる疑惑追及で注目を集めた共産党の田村智子政策委員長は、田村氏の長女(21)はふだん国会中継を見ないが、動画アプリ「TikTok」で田村氏の質疑の様子が流れてきて見たというエピソードを紹介。SNSにも力を入れたいという。

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 イベント終了後、中1の娘と…

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