「2020こうち総文」は6日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで実施報告発表会があった。新型コロナウイルスの影響で、今年は全国の高校生が高知に集まるのを断念。代わりに、各部門を代表する地元高校生が練習の成果を披露する場が設けられた。
実施報告発表会では、放送や郷土芸能、吹奏楽など8部門の生徒約170人がステージに立った。美術・工芸や書道などの作品は展示発表を行った。
弁論部門では、高知中央高校の氏原まなかさん(2年)が「ひとりじゃない」を演題に語った。氏原さんは昨年同校が創部した女子硬式野球部の初代主将。主将は部員に弱みを見せてはいけないと思い込み、昨年9月にストレスを抱えて疾患で意識を失った。部員の支えで立ち直った経験から「自分にうそをつかなくて良い。弱いことは恥ずかしくない」と気持ちを込めたメッセージを伝えた。
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吟詠剣詩舞部門に出場した中…
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