中日2年目の根尾に1軍の壁? プロ初安打の期待

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木村健一
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 中日の高卒2年目、根尾昂(20)にとって、1軍の壁は分厚いのか。4日に今季初めて昇格し、2試合続けて先発出場したが、6打席で無安打の3三振。昨季は2打席2三振。プロ初安打の快音は響くのか。

 「1番・右翼」で先発出場した4日は、本気になったDeNAの右腕、井納の力強い直球に押された。井納は今年2月の練習試合で、根尾に安打を浴びていた。「初球の真っすぐを、ライト前にきれいに打たれて。(根尾は)1番打者。それだけは避けよう、と。1打席目、何とか抑えることだけ考えて投げた」

 だから、初球はフォークだった。その後、150キロに迫る外角直球を続けて空振りした。合わせにいくような中途半端なスイングもあった。追い込まれた直後、内角を突かれて、手が出ない。見逃し三振。その後も直球に歯が立たず、三回は三飛、五回は遊ゴロに倒れた。左腕の石田が登場した八回、代打を出された。「ヒットを打ちたかった。次は絶対に打ちたい。次、打てるように準備していく」

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 そう誓って迎えた5日は、左…

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