お台場の五輪マーク姿消す 大会延期で一時撤去、点検に

荻原千明
【動画】いったん姿を消した五輪マークのオブジェ=長島一浩撮影
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 東京都港区のお台場海浜公園の海上に置かれていたオリンピック(五輪)マークのオブジェが6日、いったん姿を消した。東京五輪パラリンピックが来夏に延期され、点検作業に入るため。都によると、作業は4カ月ほどかかり、早ければ12月に再び同じ場所に登場する。

 オブジェは横約33メートル、縦約15メートルの鋼鉄製で、重さは約69トン。本来ならば大会最終日にあたる今月9日まで設置されるはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大で大会は延期。潮風を浴び続けたオブジェの安全性を超音波などで調べるため、動力船で横浜市の製作所に運ぶことになった。

 都の柳清水篤史・シティドレッシング担当課長は「戻ってきたら、2020大会のシンボルとして、皆さんにまた親しんでもらいたい」と話した。(荻原千明)

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