「地方からでもできる」 FE名古屋・松山駿のプロ挑戦

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松本行弘
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スポーツのミカタ

 バスケットボール・B2のファイティングイーグルス名古屋(FE名古屋)に加入した松山駿(しゅん)選手(23)は富山大出身。関東地区の強豪大学出身が多いBリーグの中で、それ以外の「地方」からプロになった一人だ。「どこからでもできる」と挑んでいる。

 昨春卒業した富山大のバスケットボール部は北信越トップクラスのチーム。だが、松山選手は「関東の選手から、専用体育館があって朝練からガンガン走ると聞くと、焦りも感じたし、もっとやらないと、と意識が高まった」と話す。

 福井・北陸高の出身。数々の名選手が輩出し、全国制覇を目指すチームで、司令塔や外からのシュートを狙うガードのレギュラーだった。関東地区の大学からも誘いを受けたが、教員志望で富山大へ進んだ。

 「練習量は高校よりぜんぜん少なかった」。体育館が使える1日約3時間を週5日。1年から中心選手で全国大会などに出場するうちに「もっと高いレベルを目指したい」という気持ちが強まった。3年へ進級するころに「教員は引退した後にもなれるかもしれない。まずは自分がやりたいことに挑戦してみよう」とBリーグを目指した。

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 プロ予備軍が集まる強豪と…

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