陰性なのに誤って陽性通知、陽性者と一緒にバスで移送

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 福岡県内では3日、新たに77人の新型コロナウイルスの感染が確認された。北九州市では7月29日に陽性が確認され入院していた80代男性が死亡した。県内の死者は計35人、7月以降に感染した人では初めて。

 一日の感染者数は6日ぶりに100人を下回ったが、週明けは陽性が少ない傾向もあり、県の担当者は感染拡大に歯止めがかかったかは「まだ判断できる段階ではない」としている。

 福岡市では新たに44人が感染。福岡リハビリテーション専門学校の学生の感染が計7人となり、市は新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。また、博多区の月隈保育園の保育士の感染が1日に分かり、当面の休園を決めた。保育士や園児らを検査し、全員陰性だったという。糸島市は、感染が確認された市消防本部職員の同僚10人を検査し、全員陰性だったと発表した。

 福岡市は、7月30日の検査で陰性だった20代女性に誤って陽性と通知していたと発表した。検査結果をリストに転記する際に誤ったという。女性には謝罪したが、宿泊療養施設のホテルに移送する際、他の陽性者と一緒にバスに乗車したため、自宅での健康観察を16日まで要請している。

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 NHK福岡放送局は3日、4…

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