ロシア移籍の代表MF橋本が語る勝算 「海外の方が…」
勝見壮史
サッカー日本代表で、国内組では数少ない主力級だったMF橋本拳人が、FC東京からロシア・プレミアリーグのロストフに移籍する。26歳での遅い海外初挑戦と自覚するが、自分の特長は海外でこそ生きると、ひそかな自信を持っている。その勝算を聞いた。
夢だった海外リーグでのプレーのため、7月28日に日本を発った橋本。その約1週間前、慌ただしく準備をこなす合間を縫って、駐車した車内から朝日新聞のオンライン取材に応じてくれた。「日本人相手よりもそのよさは出せていた」と橋本が語るプレーがある。海外選手を相手にした時に、大股を開き、足を伸ばしてボールを奪いにいく守り方だ。
「日本では球を取られない、安全なプレーを選択する選手が多い」。たとえば、守る側が相手との距離を詰めていくと、パスで逃げられる、といった具合だ。一方、海外選手はドリブルで突っ込んできたり、体を寄せていても無理やりターンしたりする。「仕掛けてくる選手が多い。球を取れる場面は、日本でやるよりも多いんじゃないかなと思う」
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実体験からくる感覚だという…
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