死亡のパティシエ、23カ所に刃物傷 強い殺意で襲撃か
東京都中野区のマンションで住人のパティシエ野口麻美さん(38)が殺害された事件で、野口さんの背中や首など23カ所に刃物による傷があったことが捜査関係者などへの取材でわかった。事件発覚当日の未明、脚立を持った不審な男がその後立ち去る様子がマンションの防犯カメラに映っていたことも判明した。
警視庁は、元交際相手の男(34)=死亡=がマンション2階の野口さんの部屋にベランダから侵入し、強い殺意を持って刃物で襲ったとみて調べている。
野方署などによると、事件は8月30日午前10時ごろ、野口さんが寝室で死亡しているのが見つかり、発覚した。司法解剖の結果、背中の刺し傷が肺まで達し、失血などにより死亡したことが判明。右腕には抵抗の際にできたとみられる傷も確認されたという。
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元交際相手の男は自殺を図っ…
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