愛知)「ダム貯蔵酒」進む熟成 矢作川周辺の4蔵元

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小山裕一
【動画】まろやか「ダム貯蔵酒」 豊田の4蔵元、矢作ダム堤内で熟成=小山裕一撮影
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 愛知県豊田市内にある酒の4蔵元が31日、愛知、岐阜県境にまたがる矢作ダムに貯蔵していた日本酒を運び出した。一定の温度で保管されて熟成が進んだといい、今後、「ダム貯蔵酒」として売り出す。

 中垣酒造と浦野合資会社、関谷醸造、豊田酒造の4社は6月下旬、4合瓶(720ミリリットル)に詰められた日本酒計648本(1社当たり162本)をダム本体の中に運び込み、2カ月ほど貯蔵。貯蔵場所はダムの点検のために作業員らが通る通路で、年間を通じて約15度で保たれているため、酒の保管に適しているという。

 この日は薄暗い通路の中、各社ごとに台車を使って日本酒を運び出し、急いで車に積み込んでいった。

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 4蔵元の酒は、特別純米酒や…

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