総裁選の「党員投票」求める決議 自民党名古屋市議団

安倍首相辞任へ

小林圭
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 安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選で、自民党名古屋市議団(21人)が31日朝に会合を開き、党員・党友投票の実施を求めることを全会一致で決議した。同日午後、市議団幹部らが党本部に行き、二階俊博幹事長や総務会メンバーあてに要望書を提出する。

 要望書では「党員を除外した総裁選となることは、自民党への国民からの信頼を著しく低下させることにつながりかねない」と指摘。名古屋市議団の渡辺義郎団長は、記者団に「党員から総裁選に投票したいと多くの要望が寄せられている」と会合を開いた背景を明かし、「党員が総裁選で投票することによって国民の意思を反映できる」と述べた。また、「みなさんと歩調を合わせて世論として声を上げることができるのではないか」と、党青年局やほかの地方組織が党員投票を求める動きにも同調する考えを示した。(小林圭)

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