感染3位のインド、日本が500億円支援へ 技術も提供

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奈良部健
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 新型コロナウイルスの感染拡大が続くインドに対し、日本政府が支援に乗り出す。デジタル技術を活用した遠隔医療や、感染症の専門病院の整備といったインド政府の取り組みに、国際協力機構(JICA)が500億円の円借款を供与する方針だ。

 インド政府は近く、約9千億ルピー(約1・3兆円)規模の保健医療の改革計画を発表する見通し。JICAの支援はこれに合わせて実施し、医療体制の改善にもつなげてもらう狙いがある。

 インド政府の計画では、全国に約730ある県のすべてに感染症専門の病院を設けるほか、約3万カ所にクリニックをつくる。医科大学などの大病院と村のクリニックをデジタル技術でつなぎ、大病院の医師が遠隔で問診したり、患者のカルテなどの医療情報を病院間で共有したりする。

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 インドは、JICAによる円…

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