宮城)石巻市、SDGsモデル事業で地域再生をめざす

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岡本進
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 国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」を地方に広めるため、内閣府が公募したSDGs未来都市のモデル事業に石巻市が選ばれた。電気自動車を活用し、高齢者の孤立を防ぐ構想が評価された。

 全国の77自治体が応募し、金沢市や松山市など9都市とともに県内で初めて選ばれた。人口減が著しい牡鹿(おしか)半島などの郊外では、高齢者の移動手段が課題になっている。最寄りのバス停までが遠く、バスの本数も少ない。その解決策として市が提案した。

 国が進めている、時速20キロ未満で公道を走る電動車を使った交通の実現をめざす。古くなったハイブリッド車の部品を回収し、地元の車整備工場で電動車に再生して自宅とバス停をつなぐ。地元の石巻専修大の学生らが組み立てるロボットを使い、コールセンターで車の手配ができるようにする。

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 国からの3千万円の補助金を…

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