子どもへのボランティアの輪、在宅で広まった 住友商事

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橋田正城
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 新型コロナ禍でも社会貢献活動ができないか――。社員のこんな思いをきっかけに、住友商事で自宅でするボランティアの輪が広がっている。取り組んでいるのは、経済的な事情や病気などで塾に通えない中学生向けのウェブ用教材づくりだ。

 「会社の社会貢献イベントは、コロナの影響でほとんどが中止。活動が縮小するのは避けたい」。サステナビリティ推進部部長代理の三浦由美子さん(55)は、本社勤務者の多くが長期間、自宅で働いている中、在宅でボランティアできる方策を探ってきた。

 住商は「良き企業市民」を掲げ、1990年代半ばから社員の社会貢献を本格化させてきた。清掃活動、障害者支援、東日本大震災の復興支援、留学生への奨学金……。幅広く手がけているが、対面でするものは活動が止まった。

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