警戒緩めず、舞台芸術支える 小劇場制作現場の模索

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聞き手・増田愛子
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 新型コロナウイルスと向き合う日々が続く中、暮らしの最前線で人々は何を体験し、何を学び、今後に何を生かすのか。大阪で小劇場演劇の公演制作業務などを請け負う、合同会社の代表、尾崎雅久さん(44)に聞きました。

 大阪市内で、主に関西の小劇場演劇の制作業務を担う合同会社の代表を務めています。劇団が作品を上演する際のチラシやチケットの印刷手配や広報、公演中の受け付け業務など、仕事はさまざま。自治体や国への助成金の申請業務を手伝うこともあります。

 2008年に個人で起業し、18年には合同会社として法人化しました。アルバイトやパートの形でスタッフを雇用し、大劇場の商業演劇などにも業務を広げ、業績が上向いてきたところを新型コロナウイルスに襲われました。

 1976年生まれ。関西小劇場演劇の公演制作業務などを請け負う「合同会社尾崎商店」代表。大阪芸術大学在学中に劇団「桃園会」に入団し、制作の道に入る。大阪芸大舞台芸術学科非常勤講師。

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 3月以降、関わっていた公演…

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