広島)英語でガイド 被爆75年、海外にメッセージ

有料記事核といのちを考える

三宅梨紗子
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 2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が企画し、NGO「ピースボート」が実施する平和記念資料館広島市)のオンラインツアーが22日、インスタグラムで生配信された。平和活動に取り組むNPO法人「Peace Culture Village」(PCV)のメンバーが英語でガイドを務めた。

 被爆75年の今年、新型コロナウイルスの感染拡大で、資料館は2月末から5月末まで臨時休館となった。再開後の6月の入館者数は約9千人で、前年の約15万人から大幅に減った。

 国境を越える移動が制限される中、世界の、とりわけ若者に被爆の実相に触れる機会を提供するのが今回のツアーの狙い。PCVのメンバーで、4年前に米国から広島に移住したメアリー・ポピオさん(28)が約30分間、資料館の展示資料などを紹介し、インスタグラムのICANのアカウント(https://www.instagram.com/nuclearban/別ウインドウで開きます)で配信した。世界各国から350人以上が視聴した。

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