陸上大会、異常な棄権者数 自粛中に「頑張り過ぎて…」

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辻隆徳
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 あまり見慣れない光景だった。陸上の大阪選手権の第1日が23日、大阪市のヤンマースタジアム長居であり、男子100メートルに計65人がエントリーしていたが、そのうち15人が棄権。新型コロナウイルスの影響で、調整の難しさが浮き彫りとなった形だ。

 この日午前に行われた男子100メートル予選の7組目。8人がレーンに並ぶ予定だったが、スタートについたのは半分の4人だけ。電光掲示板のスタートリストには、残りの4人の名前の横に棄権や欠場を示す「DNS」の文字があった。

 地元の大阪高からは10人がエントリーしていたが、6人が棄権した。小塚湖監督によると、部活動が本格的に再開したのは6月15日。部活動ができなかった約2カ月半は自主練習に任せていたといい、小塚監督は「調整不足で欠場した選手もいる一方、自主練習中に頑張りすぎて故障した子もいる」。

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