コロナが深めた愛 大相撲の魁聖結婚「一緒に住めば…」

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松本龍三郎
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 大相撲の幕内魁聖(33)=本名・菅野リカルド、友綱部屋=が16日、結婚したことを発表した。電話取材に応じた魁聖によると、お相手は知人との食事会で出会ったという東京都在住の20代の女性。5年にわたる交際期間を経て先月、婚姻届を提出した。2人の愛を深め、結婚を後押ししたものとは――。

 ブラジル出身で初の幕内力士となった魁聖は、サンパウロ育ちの日系3世。2014年には日本国籍を取得している。

 ブラジル国民の多くが熱狂するサッカーに興味はなく、夢中になるのはもっぱらテレビゲームやオンラインゲーム。「密」を避けるため稽古が十分積めない期間に、ゲームのプレー時間が増えて「幸せっすね」と言うほどの愛好家だ。

 交際中の定番デートは、彼女の部屋で映画を鑑賞したり、ゲームで遊んだり。「自分も彼女もインドア派。そこがめちゃくちゃ合う」。相撲部屋で他の力士と共同生活を送る魁聖が、彼女に会うには外出するほかない。ところが4月以降はコロナの影響で、会う回数を少なくせざるを得なくなった。

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 「週1回は会っていたけど…

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