宝塚歌劇団がいよいよ、約4カ月ぶりに公演を再開する。17日の初日を前に、米・ニューヨーク在住の元宙(そら)組トップスター和央(わお)ようかがインタビューに応じ、宝塚への尽きぬ愛を語った。
今の時代に通じるあの曲
歌劇団の公式サイトに6月下旬、ある映像が公開されてファンを驚かせた。現役トップスター5人が、NYにいる和央と楽曲「ONE HEART」を熱唱。和央の夫で作曲家のフランク・ワイルドホーンが、ピアノ演奏で華を添えた。
ワイルドホーンは「ジキル&ハイド」などで知られるブロードウェーミュージカルの大御所。2006年の和央の退団公演「NEVER SAY GOODBYE」(作・演出、小池修一郎)のために、書き下ろしたのがこの一曲だ。
「♪ひとつの心に固く結ばれ 明日を目指し歩いて行く 友を信じて」
舞台の題材はスペイン内戦、そして今はコロナ禍。状況は違えど「みんなで恐れを分かち合えば新しい光が見える、という強いメッセージは、今の時代にも通じる」と和央は語る。
後半では、世界中を旅して気づいた宝塚の魅力、再開への思いをたっぷり語ります。宙組に語り継がれる退団公演のエピソードも。
宝塚の思い出が詰まっている…
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