無観客で際立つ声、子どもへの影響を考えて 楢崎正剛

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 J1が7月4日、リモートマッチ(無観客試合)で再開しました。選手にとって声援は明らかなプラス材料なので、背中を押してもらえる部分では物足りなさを感じながらプレーしたでしょう。

 再開節の9試合中6試合でアウェーチームが勝利。日本は、欧州や南米と比べてブーイングの激しさやピッチ状態などで各クラブに大きな違いはありません。だから、ホームが断然優位とは思いませんが、観客がいない影響が多少はあったのかもしれませんね。

 リモートマッチはボールの蹴る音と選手の声だけが飛び交い、練習試合のようです。メリットを挙げるなら、声がよく通ること。GKはDFの選手とのコミュニケーションが大事ですから。僕がまだ現役だったら、そこはプラスに考えてプレーしたと思います。

 J1は11、12日の第4節から観客が入りますが、新型コロナの情勢によって、またリモートマッチに戻る可能性はゼロじゃない。

 声がよく聞こえるリモートマッチだからこそ気付いたことがあります。

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 生活がかかった戦いなので判…

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