シャボン玉石けんが工場新設へ 新型コロナで需要増

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北川慧一 聞き手・北川慧一
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 シャボン玉石けん(北九州市)が、2022年にも液体せっけんの工場を本社近くに新設し、生産能力を倍増させる。新型コロナウイルスの感染拡大で、ハンドソープの売り上げは前年同期の約5倍と急増しており、需要の拡大に対応する必要があると判断した。

 現在の製造ラインの生産量は月間最大約300トンだが、「老朽化しているうえ、手狭になってきたこともあり、コロナを機に計画を進めることにした」(森田隼人社長)としている。新工場は、同社が本社近くに所有している土地に建設する方針。建設費は約30億円を見込んでいる。

 主力のハンドソープの売り上げは3~6月で前年同期の約5倍に達している。今年はゴールデンウィークの休みを返上し、社員も早出と遅出に分けて工場の稼働を通常時の約1・5倍に増やすことで需要に対応した。

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 ボディーソープも約1・6倍…

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