GoTo「人災になる」 批判続出、前のめりの国に逆風

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 国内旅行の代金の半額を補助する政府の観光支援策「Go To トラベル」が、22日の開始を前に逆風にさらされている。東京都で連日、新型コロナウイルスの感染者が100人以上確認されているさなか。旅行者が地方へと感染を広げる恐れもあり、ツイッターではキャンペーンの中止を求める投稿が急増、感染が拡大すれば「人災になる」と警告する市長もいる。

首長たちは感染拡大を懸念、中止キャンペーンも

 「首都圏の感染状況と豪雨災害のことを考えると、この時期に全国一斉にスタートするのはいかがなものかと思っている。地方としては手放しでは喜べない」

 山形県吉村美栄子知事は14日の記者会見で事業に苦言を呈した。前日には県内で、東京都と埼玉県から来ていた20代の男女2人の新型コロナウイルス感染を確認。山形県にとって、複数の感染確認は4月20日以来だった。

感染者が増加する中、国は「Go To トラベル」の開始を大幅に前倒ししました。経済活動を重視し過ぎるようにも見え、感染対策とのバランスを巡り批判が出ています。

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 「Go To トラベル」は…

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