中部空港社長、今期黒字「極めて困難」 コロナへ対策 

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初見翔
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 中部空港会社の犬塚力社長は14日、2021年3月期の業績見通しについて「営業黒字を確保するのは極めて難しい」と述べた。新型コロナウイルスの影響で利用者が激減しているためで、営業赤字となれば、開港直後の05年3月期以来16年ぶりとなる。

 朝日新聞のインタビューに答えた。中部空港は新型コロナの影響で国際線の便数が4、5月はゼロになるなど利用者が激減し、免税店などの物販も大きな打撃を受けている。同社の21年3月期の業績予想は「合理的に算定することが困難」として公表しておらず、具体的な数字についてはこの日も「公表できる段階にない」とした。

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