ALS患者も幼児も 2020日間、つないだ8万キロ

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斉藤佑介
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 さいたま市の公園で続いていた、市民ランナーが2020日間、42・195キロを走る挑戦が13日、ゴールを迎えた。この日は子どもからお年寄りまで約90人でリレー形式でつないだ。「1歩1歩、歩みを進めばゴールにたどり着ける」。約7千人による5年余りに及ぶ挑戦が終わった。

 13日午後2時半ごろ、別所沼公園さいたま市南区)の一角に拍手が鳴り響いた。筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者で、最終走者の江村俊彦さん(61)が、伴走者2人に支えられながらゴールした。

 「言葉では言い表せない感覚を味わいました。自分の自信になる」。1周923メートルを約50分かけて一歩ずつ歩みを進め、ゴールでは仲間たちが花道を作って出迎えた。

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 2015年1月2日、東京五…

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