島根)日本遺産認定に沸く益田市 交通アクセスの現状は

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水田道雄
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 人口減少が進む益田市。先月、一つの朗報が届いた。まちが日本遺産に認定されたのだ。ただ、交通網の整備や産業振興の遅れなど、課題は山積。19日投開票の市長選と市議補選を前に現状を考える。

 「“日本遺産”に認定されました」。こう大書された懸垂幕が6月19日、益田市役所の正面玄関横に掲げられ、見守った約30人の職員らからは大きな拍手が起こった。

 益田市が申請していた「中世日本の傑作 益田を味わう―地方の時代に輝き再び―」が日本遺産となったことを祝うもので、山本浩章市長は「新たな益田プライドの始まりになる」と力を込めた。市内には雪舟の作といわれる庭園がある医光寺や萬福寺など中世の建造物などが残る。市は市内の周遊ルートを整備し観光客の誘致などを目指している。

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