電車内の痴漢、朝晩で多発する場所が変化 警察分析

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村上友里
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 1年の中でも6~7月は電車内の痴漢被害の相談が増える。愛知県警が電車内での痴漢事件を分析したところ、時間帯によって発生場所が変わるなどの傾向があった。

 県警生活安全総務課によると、分析対象は、地下鉄やJRなどで痴漢をしたとして昨年、県迷惑行為防止条例違反容疑で検挙された62件。

 発生時間帯は、朝の通勤・通学時間帯(午前7~9時)が30件で最も多かった。場所は、午前7~9時は「出入り口付近」が多いが、午後7~11時になると「座席」が目立った。夜は空席が多く、ボックス席の死角などで被害に遭うケースもあったという。

 容疑者の行動は、被害者が「腕をつかむ」「助けを求める」などした場合(21件)、約9割が行為をやめた。一方、「よける」「相手を見る」にとどまった場合(12件)は、約6割が行為を続けたという。

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 同課の木村紀夫次長は「混雑…

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