次期WTOトップ、8人が名乗り 初の女性に期待も

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ロンドン=和気真也
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 世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選の立候補受け付けが8日締め切られ、8人が届け出た。現職のアゼベド事務局長が退任する8月末までに、急ピッチで選考を進める。機能不全に陥っている紛争処理手続きの立て直しなどを担う人材を選ぶ。

 届け出順に、メキシコナイジェリアエジプトモルドバ、韓国、ケニア、サウジアラビア、英国から立候補があった。

 これまで事務局長を出していないアフリカからの選出や、初の女性事務局長を望む声もある。8人のうちナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相と韓国の兪明希(ユミョンヒ)・通商交渉本部長、ケニアのアミナ・モハメド元外務貿易相の3候補が女性だ。

 WTOによると、8人は今月…

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