佐賀)神埼で水引かず、家具の産地諸富でも浸水被害

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大村久 平塚学
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 全国各地に被害をもたらしている豪雨。佐賀県内の各地では8日までの3日間で、降水量が平年の7月の1カ月分を超えたという。筑後川流域となる神埼市千代田町では冠水していまだに水が引かない地域があり、家具の産地として知られる佐賀市諸富町でも工場に浸水被害が出ている。

 神埼市千代田町の南部の筑後川沿いでは、田畑や道路が至る所で冠水し、8日午後になっても田んぼが池のようになっていた。

 南北を走る国道385号も、冠水で約1キロが通行止めに。北東から南西に流れる筑後川と国道に挟まれた同町迎島の出来島地区では水路があふれ、約40世帯が一時孤立した。内川安馬区長(69)は「ここ数年は毎年冠水しているが、今年は特にひどい」と語る。

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 まだ水が引かないところがあ…

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