新潟)窮地の1人親家庭、フードバンクが緊急支援

有料記事

高浜行人
[PR]

 ぎりぎりで生計を立ててきた1人親家庭が、新型コロナウイルスの影響に苦しんでいる。我慢させている子どもに申し訳ない、貯金が底をついた――。4月末から新潟県内のフードバンクが連携して始めた緊急対策。取材すると、支援を受ける人たちの厳しい「現実」が浮かび上がった。

     ◇

 6月末の日曜日夜、県フードバンク連絡協議会の副会長を務める山下浩子さん(51)は、県央地域の会社員女性(44)宅を訪ねた。持参した段ボール箱には缶詰やドレッシング、コーラなどが詰まっている。

 「とても助かります。子どもが喜んでて」

ここから続き

 「いくらでも言って」…

この記事は有料記事です。残り1131文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]