新潟)窮地の1人親家庭、フードバンクが緊急支援
高浜行人
ぎりぎりで生計を立ててきた1人親家庭が、新型コロナウイルスの影響に苦しんでいる。我慢させている子どもに申し訳ない、貯金が底をついた――。4月末から新潟県内のフードバンクが連携して始めた緊急対策。取材すると、支援を受ける人たちの厳しい「現実」が浮かび上がった。
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6月末の日曜日夜、県フードバンク連絡協議会の副会長を務める山下浩子さん(51)は、県央地域の会社員女性(44)宅を訪ねた。持参した段ボール箱には缶詰やドレッシング、コーラなどが詰まっている。
「とても助かります。子どもが喜んでて」
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「いくらでも言って」…
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