審判も勘不足、判定へ割り切り必要(中西哲生コラム)
Jリーグが新型コロナウイルス禍の中、無観客で再開しました。政府の指針に従って、今週末からは5千人か、会場収容率50%のうち少ない方を上限とする観客動員を始めます。8月からは会場収容率の50%まで入れられることになり、2万人以上が入る試合も出てくるでしょう。村井満チェアマンの対応はこれまで、慌てず騒がず、すばらしいものでした。これからも柔軟に対応していただきたいです。
その中で、J1の第2節(5日)を見た感想がいくつかあります。
まず、選手の試合勘の回復の難しさ。特に、寄せるべきところを寄せ切れずにピンチになるなどのコンタクトの部分です。例えば、横浜FCの一美和成選手の同点ゴール。札幌のDF2人が中央でタテパスを受けた一美選手にターンを許して一気に割られましたが、J1であれほど簡単にやられるシーンはあまり見たことがありません。普段の生活の中で「ソーシャルディスタンス」が言われ、試合中にベンチに座っていても距離をとるようにいわれる中、ピッチで以前のようにコンタクトするのは簡単ではないと思います。
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レフェリーも試合勘が戻って…
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