いら立つ山本太郎氏 発言力低下?だから「連携」の声も
れいわ新選組の山本太郎代表が、東京都知事選で現職の小池百合子氏に300万票近い差を付けられ3位にとどまった。昨夏の参院選で巻き起こした「旋風」は吹かず、ほかの野党系候補にも競り負けた。政界の「異端児」の先行きに、この敗戦はどう影響するのか。
小池氏の再選確実が伝えられた5日夜、記者会見場に現れた山本氏は「いやー、強かった。百合子山。高かった」と完敗を認めた。表情には吹っ切れたような笑みさえ浮かべた。
一方、山本氏の立候補で野党系候補の一本化がかなわなかったと問われると、「一本化で太刀打ちできる相手ではない。私単体でやった方がリーチできない人たちにできるんじゃないかと。勝つ気でやった」と語気を強め、いら立ちをのぞかせた。
共闘できなかった野党。次の一手をどうするのか、さまざまな思惑が浮かんでいます。
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山本氏が都知事選への立候補…
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